新人育成でやってはいけないこと

こんな対応では新人が育たない!?

最近は少子化の影響で、
新卒採用では売り手市場の傾向が続いています。

やっとのこと新卒を採用したものの、
「ゆとり教育」のど真ん中にいた彼ら世代を育てるのは
簡単ではありません。

今回はまず最初に、
多くの会社・組織をみてきて気づいた
”やってはいけない”新人育成の対応をお伝えします。

<新人が育たないNGの対応>
以下の項目のうち、当てはまるものをチェックしてください。

□ 新人の育成は2〜3年目(新人に年齢が近い)の社員に担当させている
□ 新人の育成を社内のエース級社員に担当させている
□ 新人の育成は教育研修会社に丸投げ(全てお任せ)している
□ 新人の育成は特に担当者をおかず、組織全体で育てている

さて、いくつ当てはまったでしょうか?

 

実は・・・

1つでもチェックがついたら
あなたの組織の新人はなかなか育たない可能性があります。

「わかる」と「できる」の間にある大きな差

人が物事を習得するには5つの段階を踏むとされており、
「5段階の学習理論」と言われています。

その5段階とは次のとおりです。

===================
レベル1 知らないしできない
 ↓
レベル2 知っているができない
 ↓
レベル3 考えるとできる
 ↓
レベル4 考えなくてもできる
 ↓
レベル5 人に伝えることができる
===================

入社直後の新卒はレベル1からスタートして、

研修や指導を通してレベル2に上がります。
(レベル2は知識を得た状態)

ここまでは、「知識」を得る状態なので、
教えることができれば難なく到達できるでしょう。

教育研修会社が対応するのは、
レベル2までのところ。

残念ながら、
このレベル2の状態では現場で戦力とは言えない状況です。

レベル3に到達してはじめて、
仕事の流れを把握して一通り対応できる状態になるのですが、

レベル2からレベル3への引き上げが
最も時間も労力もかかって大変なところ。

なぜなら、

知識を行動に結びつけるには、
一人ひとり異なる習得レベル・行動パターン・思考パターンを捉えて、
適切なアプローチが必要になるため。

 

料理を例に挙げてみますが、

美味しいオムライスの作り方を
丁寧に説明(または動画で解説)してもらって
「わかった」としても、

実際に自分で「できる」=作れるようになるまでには
何度も繰り返しの練習が必要です。

2・3回で「できてしまう」人もいれば、
10回やって、ようやく「できる」人もいます。

「わかる」から「できる」の変換は
習得するものに対する得意・不得意もありますし、
適応能力、改善能力も問われますので、

個人の特性・状況に合わせて
指導・アドバイスを変える必要がある

のです。

新人育成を託す社員に
こうした観察力・対応力が備わっているかどうかを
適切に判断できているでしょうか?

教育担当者と育成担当者の違い

教育担当者と育成担当者

言葉(表現)は似ていますが、
役割と求められる能力は大きく異なります。

教育担当者は「教える」人

習得すべきことを
わかりやすく伝えることが大事なので、
適切なトレーニングを積めば誰でも対応可能です。
(話し方・プレゼンの仕方・場の仕切り方、など)

一方で、
育成担当者は「できるようにする」人

一人ひとりの個性や状況を見極め、
相手に合わせて

・何を
・どのように
・どんな順序で
・どのタイミングで

アプローチするかを適切に捉えられることが求められます。

育成担当者は「教える」ことに加え、
人を見極めるセンス
柔軟かつ臨機応変な対応が必要になるため、

教育担当者よりもはるかに高い適性・能力が必要です。

 

あなたの組織の新人育成担当者は
新人を「できるように」する対応ができているでしょうか?

新人育成は大変ですが、
きちんと育てて「できるように」なった暁には
高い成果を生み続ける存在になるはずです。

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