新卒社員にまず最初に教えるべきこと

新年度まであと一週間。
新卒社員の入社を控えている組織の方は、準備も大詰めですね。

今回は、最近の”若者”の傾向を踏まえ、新卒社員に対して
絶対に教えておかなければならないことをお伝えします。

優遇や便利は当たり前の新卒社員世代

現在の新卒社員世代は、学生時代に様々な”優遇”を受けており、
大人や世の中から”優遇”されるのが当たり前という感覚の持ち主。

更にいうと、物心ついたころからインターネット・携帯電話が存在し、
”不便”を知らない世代です。

わからないことはネットで検索できるし、
必要なものは事前予約もできるし、
自宅にいながら買い物だってできてしまう。

自分が動かなくても、ボタン(クリック)一つで用が済んでしまいます。

更にいうと、
相手が自分に合わせてくれるし、
相手が自分が望むものを汲み取ってくれるので、
自分から相手に合わせたり、自分の要望を伝える必要がなく、
そうした意識も芽生えていません。

優遇のツケが社会全体に回ってくる

若者をこのような状態にしたのは、世の中を動かしている大人の都合です。

若者を優遇するのも、早い時期から自分たちのサービスに囲い込もうという
思惑かあってのこと。

若者を教育するはずの学校も、少しでも多くの学生を確保しようと、
入学要件を緩和したり、学生を”お客様”のように扱うところも見られます。

上記は一部の例ですが、こうした施策や対応も、
自分たちが恩恵を得るために行ったものではないでしょうか。

自分たちの都合で行った”優遇”のツケは、
巡り巡って自分たちに返ってきます。

学生時代に”優遇”されて、学校や社会から厳しく指導されていない世代を
誰が教育するのか?

↓ ↓ ↓
彼らが社会に出てはじめて属した組織です。

新卒社員に最初に何を教えるのか?

ビジネスマナーよりも先に必要なことがあります。

それは・・・

自分の身に起きた大転換を自覚させること

図1 学生から社会人への転換

 

学生から社会人への立場の変化は、
突然、別世界(異国)に放り出されるのと同じくらいのカルチャーショックを伴います。

これまでの”当たり前”が通用しない世界に踏み込んでしまうようなもの。

 

この変化を自覚できないまま進むと、どうなるでしょうか?

典型的な状況として、

現場配属後も、してもらうことを当然だと思い、
なかなか自立できない。

自立が遅くなるだけなら対処のしようがありますが、
中には途中離脱する人も現れるでしょう。

 

何事も最初が肝心!と言われるように、
最初に何を教えるべきかを見極め、彼らにわかるように伝えることが大切です。

 

未来を見据えて採用した新卒社員。
活かすも殺すも受け入れ側にかかっています。

教育も経営も覚悟をもって臨むもの。

新卒の教育には本気度が問われます。