優秀な人材を採用するために必要なこと

「働き方改革」の前にすべきことがある

最近ニュースでよく見聞きするのが、「働き方改革」という言葉。

福利厚生を充実させたり、残業時間の縮小や週休3日制の導入・・・

我が社も急いで取り組まねば!と慌てる前に、
ぜひ一度立ち止まって考えて欲しいことがあります。

会社と従業員の関係の変化を捉える

これまで、会社(組織)と従業員(個)の関係はタテの関係といわれてきました。
雇うー雇われるの「従属関係」です。

しかし、これからはヨコの関係に変化していきます。
同じ目的に向かって協力し合う「パートナーシップ」です。

小規模事業所ほど、変化の波は早く訪れ、
現場の意識改革と実際の対応が求められます。

パートナーとは、
・お互いがお互いの存在を認めている
・対等な関係
・自己主張が認められる(アサーション権)

※アサーションとは、お互いの主張を出し合い「自分もOK・相手もOK」という妥協点を探るコミュニケーション手法

ポイントは対等であること。

そのために、組織も個人も明らかにしなければいけないことがあります。

それは「理念・ビジョン」

組織であれば、経営理念であり
個人であれば、自分の生き方や活動の方向性

自分が何者で何のために存在しているのか

を明らかにし、お互いが共鳴・共感できる関係。

それがパートナーシップです。

目に見えない価値でつながる時代

福利厚生や給料といった目に見える条件も重要ですが、
これだけでは優秀な人材は集まりません。

”優秀”の定義も組織ごとに変わるかもしれませんが、
どんな仕事・組織でも、目指す方向と目的が一致していなければ
高い結果を出すことは難しいでしょう。

 

人材を確保する観点から、興味深いエピソードをご紹介します。

私は複数の大学で就職関連の講座を担当していますが、
就職活動中の学生に「印象に残った企業、魅力的な企業は?」と聞いて
必ず出てくる意見は・・・

 

社長が説明会に出てきて、
仕事に対する想いや会社のビジョンを話してくれた

社長自ら会社説明会に登壇し、
自分の言葉で仕事や会社の未来を語る

こうした社長の姿勢に感動する学生が多いのです。

学生は外見こそ立派な大人ですが、
内面には子どもの純粋さ(ものを感じ取る目)が残っているようで、
大人の”本音”を見極める感覚があると思います。

そのため、単に社長が説明会に登場すればいいという訳ではありません。


発した言葉は本心かどうか

そこに熱い想いが込められているか
魅力的な大人かどうか

これらが問われています。

ぜひ、「働き方」の条件を見直す前に、
自分たちの在り方を明確にする or 見直してはいかがでしょうか。

 

<今日のQuestion>
・あなたに理念・ビジョンはありますか?
・あなたは理念・ビジョンを自分の言葉で語れますか?
・会社(組織)の理念・ビジョンは従業員に共有されていますか?