部下を動かす秘訣

部下のフルネームが言えますか?

上司・先輩の立場にある方は
部下(若手・新人)をよく面倒みている、よくわかっていると思いがちです。

ある研修で上司・先輩の方々に、
「ご自身の組織にいる部下全員のお名前(フルネーム)を書いてください」と
言ったところ・・・

部下全員のフルネームを書けた方がいませんでした汗

フォローをすると、
みなさん苗字はわかっているけれど、
下の名前が曖昧か出てこない(わからない)とのこと。

関わり度合いと信頼の深さは比例する

実は先ほどの問いかけは、単に部下の名前を知っているかどうかを
問うものではありません。

普段からどれだけ
部下に関わり、部下をどれだけわかろうとしているか
を確認するための質問でした。

経営・政治それぞれの分野で”部下を惹きつけるリーダー”として名高い
松下幸之助氏と田中角栄氏。

このお二方に共通すること。
それは・・・
部下のフルネームはもちろん、出身校・入社時期について全て覚えていたこと。
※松下幸之助は新人全員の名前と顔を覚えて、一人ひとりに声をかけたそうです

それぞれ、多忙を極めていた方です。
それなのに、わざわざ時間を割いて部下の情報を覚えていたのは
人が何によって動かされるかを心得ていたため。

人は理屈・理論では動かない

大きな組織になればなるほど、”個人”は大多数の一部になりがちです。

例えば、部下や新人の呼び方も
・今年の新人たち(2016年組)
・営業部の新人
・○○部の若手
といったように、複数をひとくくりにすることが多いでしょう。

そんな中、組織のトップが個別に
「×××部の○○○○(フルネーム)さんだね。いつも頑張ってくれてありがとう」
と労ってくれたとしたら!

 

・・・感動です。

 

人が動くのは心動かされたとき。

心が動くとは、
嬉しい、有難い、悲しい、悔しい、申し訳ない・・・
といった、感情が身体中に満ちてくること。

この感情こそ、行動を生むパワー(スイッチ)となるもの。

相手が何に反応するかを捉えるには、日頃の観察と関わりが欠かせません。

部下を動かしたければ、
まず、部下に感動を与えることが必要です。

 

<今日のQuestion>
・部下の名前(フルネーム)を覚えていますか?
・部下と日頃から目を合わせて会話をしていますか?
・部下に労いや感謝の言葉をかけていますか?